こんにちは!
この記事は↓前回の続きです。
今回の記事では実際にどうすればリタイアできるか方法を考えます。
複利とお友達になろう
あなたは自分の資産が倍になるにはどれくらいの時間がかかるか知っていますか?
ルカ・パチョーリ72の法則に則り計算してみます。
年利を6%(株式市場の過去の年間平均成長率)とすると。
72 / 6 = 12
12年後にはお金を1円も追加しなくても2倍になります。
お金がお金を生み、そのお金がさらなるお金を生み出すため、資産はどんどん増えていきます。
投資家がお金を持っているのも理解できますね!
しかし、借金があるとなると話が変わってきます。
この複利があなたの敵になるからです。
本当は恐い借金
ある平均貯蓄率38%の国(にほ○の隣の国)の話です。
決して貯蓄が美徳の国とかそういう話ではありません。
その国は政府に腐敗がはびこっており、過去に食料飢饉が起こったときは食料を国民から税金として奪っていくなどと生活の保証というのがないに等しい国です。
セーフティネットがきちんと整備されておらず、自分の身は自分で守らなければなりません。
教育、医療、老後、すべて自分で工面しなくてはなりません。
政府に頼ると言ったら笑われます。
そんな国では、誰かがあなたに貸しを作ったとき、あなたはそれを返さなければなりません。
それは、政治的な見返りか、金銭的な見返りです。
誰かに借りを作るということは、誰かにあなたを支配する力を与えるということが国民の心理に根付いています。
決して日本でも例外ではなく、お金を借りるということはこういう側面を持っているということを頭にいれておいて下さい。
お金で人生を縛られるという点では同じです。
IQが低下する
特に高金利の借り入れがあったり、月々の支払いがきつい場合は脳のリソースがそちらへ持っていかれてしまいます。
お金はそれだけ強い執着を生み出します。
集中力が低下したり、良いアイデアが浮かびにくくなったりと様々な弊害を生んでしまい、ますますお金を返すのが大変になります。
利息で損をする
複利がマイナスに働くためみるみるお金が減っていきます。
対策
生活をギリギリまで切り詰める
特に、消費者ローンやリボ払いは金利が高く最悪の借金であるためすぐにでも返済して下さい。
貸す方もどうせ返せないと踏んでいるため金利を高く設定しています。
毎月すごい額の利息を吸い取られる緊急事態なのです。
- 休憩の一服
- 飲み会の誘い
などをやらず、借金を返すことを最優先事項にして下さい。
そもそもお金を借りない
借金はお金と時間の関係を断ち切る力があります。
手元にお金がなくても欲しいものが手に入るからです。
ですが、それを返すのは未来の自分であり、必ずツケが回ってきます。
お金はどんな犠牲を払おうとも借りないのを大前提として、
もし借りる場合でも、
- 低金利の物か家族や友達を頼る
- POTスコアを計算して、期待値を数値化する
くらい慎重にやって下さい。
FIREの一歩を踏み出そう!
債務を整理する
ここまでで、お金を借りないで下さい、借金がある人は早急に返して下さいと書いてきました。
なぜかと言いますと、借金の利息が大きすぎて、投資のリターンを打ち消してしまうため、スタートラインに立てないからです。
まず、債務がある人はその整理をおこなって下さい。
これまでの投資の常識

そもそも投資をするには、
収入があり、その額を参考に支出を決めて、余ったお金で投資をするという流れだと思います。
収入 − 支出 = 余ったお金
で投資をするというのが普通の考えです。
ですが、この考え方ですと、収入が増えると生活の質を上げてしまい、支出が増えるため、
残念ながら投資に回すお金が残りません。
フリーダム・マインド
著者がお金を貯めるために自分を殺すのではなく、手持ちのお金を使って時間を買い戻すと自分を救えるのではないか?と考えました。
お金ではなく自由(自己コントロール感)がもっとも重要だという考え方がフリーダム・マインドです。
FIREの考え方

この著者が一番大事だといっているのは支出なんです。
生活のために本当に必要な額はいくら?
というのがもっとも大切です。
支出を把握した後すぐ、投資にいくら回せるかを考えます。
支出 → 投資
ということです。
FIREの考え方は、
決められた支出の中で生きていく
という考え方です。
その支出の資金を捻出してくれるのが投資のリターンで、このお金で生活を賄います。
投資のリターンで生きていくため収入がいらないんですね。
収入がいらなくなるので、生活のために仕事をする必要がなくなります。
これで富裕層の仲間入りとなります。
アクションプラン
支出から生活を見直す
収入は投資の資金へ
債務は整理する