こんにちは!
ずっとアウトプットしたかった内容を記事にできて嬉しく思います。
しばらくはこの内容を深堀りしていきます。
「働かなくても暮らしていける」
は、誰しもが考えたことがあるテーマだと思います。
これをFIRE(Financial Independence, Retire Early)という単語で表現されています。
ちなみに、FIは経済的自立、REは早期引退という意味です。
要は、
金融資産もありながら、自由に暮らせるということです。
私はこの内容を中田さんのYouTube大学で知りましたが、この動画を見るまではそんなことできるわけがないと思っていました。
まぁ、今も思ってはいるんですが(笑)
ですが、考え方を身に着けておくのは大事なのでしっかり読み込みます。
元は↓の本です。
この本を書かれた方はクリスティー・シェンさんという中国の女性の方なのですが、すごく過酷な子供時代を過ごしておられました。
どれくらい過酷かいうと、
- 家族の一日の生活費が44¢(日本円で約50円)
- 初めてのコカ・コーラがそれまでに最も感動した経験
- 飲み終わったコーラの空き缶が最も大切な宝物になった
のだそうです。
こんな体験をあなたはしたことがありますか?
私はありません。
また、生活も全然安定しなかったと言います。
そんな彼女が貧困から脱出するべく何があっても決して諦めない生き様が書いてありました。
そして、働かなくても暮らしていけるようになったノウハウをこの本にまとめてくれています。
そして著者は本の中で、
私はミリオネアになるためには恵まれた境遇で育つ必要はないということを示したかったのです
と言っています。
本の内容的にも、最近のビジネス書や意識の高い人が良く言っている価値観とは真逆のことが書かれていたりしてとても面白いです。
みなさんもぜひ読んでみて下さい!
決して簡単な方法ではありませんが挑戦してみる価値は十分にあります。
キャッシュフロー・クワドラント

これも有名な図でご存じの方が大半だと思いますがもう一度おさらいしておきましょう。
元ネタは「金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロー・クワドラント」です。
employee(従業員)
会社で働いて給料をもらっている人です。
大半の人はここに属します。
営業や商社など実力主義の業界を除き、ほとんどの場合は自分の力というより、会社や業界の規模、学歴や正社員など身分により収入が決まります。
多くを求めなければ生活が安定しているというメリットがあります。
よって、私個人的にはこのクワドラントがダメとは全く思いません。
self employee(個人事業主)
農家、士業、専門職など自分で切り盛りして事業をまわしている人です。
最近できた職業の、ブロガーやYouTuberはここですね。
business owner(経営者)
人を雇って会社を運営している人です。
個人事業主でも仕事を外注するとこの一面がありますね。
investor(投資家)
投資して利息や権利収入をもらっている人です。
資本主義社会においては最強のクワドラントです。
資本主義の強さ的には、
investor > business owner > self employee > employee
となります。
現在はパラレルキャリアで複数の仕事を同時でやっている人もいらっしゃいますので、複数のクワドラントに属している方も多いかと思います。
上図でいうと右下を目指していくと経済的には豊かになっていきますので、ぜひ目指していきましょう。
最近流行りのビジネスや意識が高い人たちとの違い
”欠乏マインド”を否定するな
何かが不足しているとき、それはあなたの生活において最も重要なものになります。
私たちは何かが不足しているときは、それに執着するようにできています。
お腹が空いているときは”食べ物”
提出期限のものがあるときは”時間”
支払いの不安があるときは”お金”
などです。
関係のないことを後回して優先順位を変動させることで私たちは物事をこなすことができます。
この”欠乏マインド”のおかげで私たちは生き残ることができるわけです。
著者が自信の経験から学んだ欠乏マインドは、
お金こそが、世界で最も大切なものです。
お金は、犠牲を払う価値のあるものです。
お金は、血を流して得る価値のあるものなのです。
そして、ビジネス書は欠乏マインドを批判したがります。
よく聞くのは、
「世の中お金じゃない」
「日本人は拝金主義を脱却せよ」
「欠乏はあなたを後ろ向きにする」
これらの言葉は欠乏マインドにアプローチしていますね。
確かにお金に囚われてしまい、お金以外の機会に気づかずに機会損失する可能性は十分にあると思います。
そこの部分については間違っていないと思いますが、この例で言えば、単純に「お金が足りていない」のではないでしょうか?
そして、このマインドの持ち主はそれを否定せずに、
支出を減らすか、稼ぎを増やすなどの対策を普通にとった方が良いと思います。
目に見えない無駄
普通の人は、稼ぎを増やすことよりも支出を徹底的に減らすことをまずはやった方がいいというのは私も同意見です。
労働でお金を稼ぐと、所得税などもろもろ税金が取られます。
物を買ってお金の移動が起こると、消費税でまたお金が取られます。
こうやって私たちは気が付かない内に何重にも税金を払っています。
実は支出を抑えることということはお金を貯める上でこの上なく合理的な方法です。
ですが、本書に書いてあることは私の予想よりも更に上をいっていました。
ほとんどの人がこう言うそうです。
「切り詰められる支出なんて何も思いつきません!」
ですが、この本の著者は貧しくて、
- 桃が食べられず母親のバイト先の捨てるはずの桃の缶詰のシロップがご馳走で、牛乳やジュースを買うお金を節約してた
- 他人のゴミが私には宝物同然だった
だったとのことです。
私たちが当たり前に買っている、お酒、コーヒー、おやつ、ブランド物なんかは全て浪費に見えるでしょうね。
あなたが買っている物。本当にあなたを幸せにしていますか?
好きなことを仕事にではなく手堅くお金を稼ごう
好きなことをすれば、お金は後からついてくるという考え方は実は危険です。
まずはお金を追いかけましょう。
好きなことをするのはその後でもできるのです。
スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは有名ですよね。
私も当時YouTubeで見て感動したのを覚えています。
彼は「自分の心に従わない理由はない」
と語っていました。
非常に素敵な言葉でありますし、基本的にはその考え方で良いと思いますが同時に危険性があることを頭に入れておいて欲しいです。
統計的に見ると、情熱に従った先には、失業や不完全な就業が待っているのです。
情熱ではなく計算をせよ
POTスコアを基準に行動を選択するべきです。
POTスコア = 給与お中央値と最低賃金の差額 / 学位(取得)に掛かった総費用
で求められます。
このスコアが高いということは、学位が収入に与える費用対効果が大きいことを意味します。
- 総費用
- 給与の中央値
- 最低賃金
が分かれば求められますので転職や進路を決める際には、ぜひ一度は計算をして比較してから決めるようにして下さい。

サラリーマンをしながら副業をおすすめ
生活費をやりたいこと頼っていない状態が理想です。
こうやって本を読んでアウトプットできているのも、本業でサラリーマンをやっているから楽しいのであって、スケジュール通りに記事を絞り出さなくてはならないと地獄かもしれません(笑)
うまく行かなくても生活に困ることはありませんから。
節約しつつ、本業をやりながら、副業が軌道に乗ればいいな
というのが一番安定しそうですね!