こんにちは!
私は現職で人数の多い会社で働いていましていろんな人と関わる仕事をしていますので、軽く嫌なことというのは毎日あります。
↓いじめについて書いた過去記事(note)ですのでご覧いただけたら幸いです。

筆者はいじめは嫌いです。
いじめをする人は大嫌いです。
仕事の中でも、いじめられる人を無くす仕組みを自分の力の及ぶ範囲で作ってきました。
いじめは人間が「認められたい」という承認欲求が絡む本能ですので、完全には無くならないんだろうなとは思いますが、可能なら本当になくなって欲しいと思います。
今回記事にするのは、普段の人間関係で使える軽い仕返しではなく、組織を巻き込んでやる大きい仕返しの方法です。
なかなかできることではないかもしれませんが、こういう方法もあると知っておくことは大事だと思いましたので共有したいと思います。
世の中にいじめで会社内で退職に追い込まれる人もいる中、この記事の手法が一つの強力な武器になってくれることを願っております。
周りの人への愚痴は根本的な解決にはなっていない
私の身に最近起こったことです。
私は基本的に少々の嫌なことは我慢できます。(過去の記事に我慢は良くないと書いていますが笑)
むしろ何とも思っていないというのが正確かもしれません。
あまり気にならない性格なんですよね。
ですが、今回我慢できなくなった件があり思い切って周りの人へ相談をしました。
すると、親身になって話を聞いてくれる方がいました。
自分の体験談を交えていろんな話を聞かせて下さいました。
涙が出るほどありがたかったです。
ですが、相手の時間を奪ってしまいましたので申し訳なかったと思います。
また、自分の話しをすることで気持ちがスッキリしました。
基本的に愚痴は気持ちをネガティブにするのであまり言いたくありませんし聞きたくありません。
ですが、あの状態を引きずって家に帰っていたら腸が煮えくり返って何も手につかなかったでしょう。
愚痴のおかげで気持ちの面で救われました。
その方のアドバイスは、
一旦下手に出てみて「どういうところが悪いですかね?」アドバイスをもらう
そして、様子を見るのはどうか?
というものでした。
大半の方はこういうアドバイスになると思います。
そして、間違っていないと思います。
波風立てずに組織で生き残っていくならこの上ない方法です。
ですが、気が付いてしまいました。
私は基本的に下手に出てコミュニケーションを取っています。
そして基本的に怒ったりはしません。
もしかすると、その行動自体が原因なのではないか?
だとしたら、
根本的な問題は何も解決していないことになります。
このままでは、
また同じことが起きる → 嫌な気持ちになる → 愚痴を言う → 気持ちが落ち着く
↑のループにハマってしまうなと。
なので、原因と対策を考え一つずつ実践することにしました。
我慢がダメな理由
過去の自分はいじめが起きても、周りに相談をせずに我慢していて、耐えきれなくなる前に環境が変わって逃れられたので、非常に運が良かったと思います。
ですけど、その環境が続いてるかもと思うとゾッとします。
ほとんどのいじめを受けいれてしまっている人が、
- 面倒くさい
- いじめのことを考えたくない
と思い対策を打たずにまた同じ日々を繰り返し、疲れ切ってしまうというのが起こっているのではないでしょうか?
何も対策をやらないと、精神を全て持っていかれてしまうため、最終的に仕返しや対策する力が残ってないという状況になりかねません。
そして、いじめを受けた側は心に傷が残るため精神衛生上良くないです。
いじめた側は忘れたなんて話ザラにありますからね。
「自分が不快な思いをしている」という状況に目を反らさずしっかり向き合うというのが何より大切です。
大人のいじめは「いじめ」と立証するのが一番難しい
誰の目から見てもアウトなものはほとんどなくグレーゾーンでうまくやってきます。
それっていじめですか?本人に聞いても「いじめです!」とは答えないでしょう。
印象悪いですし、周りからの評価も下がります。
いじめる側は安全地帯からしか攻撃してきません。
そしてそのほとんどがもっともらしい建前を使ってきます。例えば、
- 指導
- 仕事上での指摘
- 面と向かって言葉にしないで悪い態度で接する
- 挨拶無視
- できないと分かっていてわざと仕事を投げる
等です。
嫌がらせと言った方が近いかもしれません。
そしてその全てが、それぞれ人の受け取り方によってはいじめとまでは言い切れないので、問い詰めてもかわされてしまいます。
いじめをする側の考え方と心理
いじめをする側の心理として、
いじめをする側は、いじめを受ける側のことを劣勢に見ている。
よって、人間的にも劣等であるから、いじめられて当然の人間と思っている。
いじめられる方に問題があると理由をつけて自分の行為を正当化する、
というロジックです。
そして、一度受け入れてしまうとエスカレートする危険性が否めません。
それを解消するためには、立場が下といういじめる側の錯覚をどうにかして打破しなくてはなりません。
いじめっ子は問題を大事(おおごと)にされるのを嫌う
子供のころによく聞いた「先生にチクる」という言葉が象徴しているように、自分でコントロール不能になる大事になるのを好みません。
まずは安全地帯にいるという状況を崩しましょう。
目には目をは古い?社会的に追い込む仕返し方法
ここが一番苦しい部分であり頑張らないといけないところでありますが、一番大切な部分であるのが証拠集めです。
ありとあらゆる状況証拠を細かくメモしておきます。
動画や音声があるとなお良いです。
盗撮や盗聴にあたると心配されるかもしれませんが、自分を含みの状況証拠のために記録をしていますのでその可能性は薄いです。
参考サイト

※自分と全くの無関係の第三者を無断で記録すると盗撮や盗聴で訴えられる可能性があります
状況のメモ
私の考えた例を載せておきます。

私は本当は細かく記録していますが実物を載せるのはやめておきます。
面倒ですし嫌な作業ですが、こういう記録が役に立つ証拠となるためしっかり記録しておきましょう。
他にも、
- 第三者の証言
- 医師の診断書
- メールやSNS等の文章の記録
も保存をしておいてください。
下記記事の方法をやる前に
まず最初に上司や会社や周りの協力者に相談して下さい。
自分自身の改善も行い、手を尽くしたが駄目だった場合に下記の手段をとって下さい。
あくまで最終手段です。
記録を活用して大きい組織に相談する
これまで溜めてきた記録を持って、各所に相談に行きます。
上司
ここまでの記録を持って、本気度を示すとここの段階で解決すると思われます。
ただし、波風立てないタイプの人だった場合は我慢するハメになるかもしれませんので次の手段に行きます。
社内相談窓口
ここでもなだめられて終わりで我慢するハメになるかもしれません。
「具体的な解決策を頂けない場合は出るとこ出ます」と伝えると事態を重く見てくれるかもしれません。
社外(親会社)相談窓口
関連会社でこういう問題が起こっているのか?とここまでくると大きな問題になっていますね。
ここまでやっても丸めこんでくる組織もあるかもしれません。
労働局
証拠を持って弁護士を雇っていくとほぼ動いてもらえるのではないでしょうか?
期待できる最大の効果
- 役職降格
- 懲戒解雇
- 刑事罰(刑事告訴)
ここまでいかなくても、「タダでは済まない」という感覚を与えることができるでしょう。
現代はハラスメントは社会問題化して注目を集めていますので、ここまでできる可能性も十分あるでしょう。
今回紹介したのは最終手段としてこういう手段もあるから、
「対策は早めに打ちましょう」
ということが本記事で一番言いたかったことです。
精神をすり減らした後からでは遅いかもしれませんので、「これはいじめなんじゃないか?」や「この態度や言動は不快かも」と思った自分の感覚を信じて早めの対策を行いましょう。
今日のまとめ
- まずは周りの助けてくれそうな人に相談する
- 事態が重くなる前に証拠として記録を取る
- 記録を持って大きい所に相談に行く
という方法もありますという記事でした。
参考文献
